寛保2年(1742年)白河藩によって築かれた出張陣屋。
寛保元年(1741年)高田藩主松平定賢が白河に転封となったとき、柏崎地方は白河藩領として維持されることになった。このときそれまでの扇町陣屋を廃止して築かれたのが柏崎陣屋である。
文政6年(1823年)には白河藩主松平定永が桑名へ転封となるが、このときも柏崎地方は桑名藩領として維持された。以降、桑名藩領として明治まで続いた。
柏崎陣屋は大洲小学校の東側、大久保の微高地に築かれていた。
陣屋があったところは住宅地となって遺構はないが、中央に石碑と案内板が設置されている。北側が大手で坂を登って入るようになっている。
県道沿いに案内板が設置されている。石碑のある住宅地まで車で入ることができるが、道は狭く駐車場はない。
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