詳細不明。城主は細越将監で北条丹後守の家臣という。
細越城は細越集落の北西背後に聳える標高170m程の山に築かれている。
北東から南西方向に伸びる山頂部に築かれており、大堀切で区画した三つの曲輪群からなる。
北東端が主郭とされ、北東尾根を大堀切で遮断し、そこから続く緩斜面の尾根を連続空堀で埋めている。北山腹にはハの字に伸びた竪堀や畝状竪堀群があり、松尾神社からこの主郭に登っていく南山腹にも多くの畝状竪堀群がある。
主郭から南西に堀切を挟んで二郭、さらに堀切があって三郭、南西端は三重堀切で遮断している。この三重堀切の東側などにも畝状竪堀群がある。
国道353号線から県道25号線に入り、途中を曲がって城山トンネルを東側へ抜けると松尾神社がある。この神社から登山道があり駐車場もある。
最寄り駅(直線距離)