築城年代は定かではないが興国年間(1340年〜1346年)に結城親朝によって築かれたと云われる。 親朝は白河結城氏3代顕朝の後見人を退いた後、この地に築城し小峰氏を称した。
小峰氏は小田原合戦に参陣しなかったため、豊臣秀吉によって領地を没収され13代で滅亡、その後は会津を領した蒲生氏、上杉氏らの城代が置かれたが蒲生氏断絶後は棚倉から丹羽長重が十万石で入封し、幕府の命令によって小峰城を大改修した。
丹羽氏が二本松城に移封となると榊原氏、本多氏、越前松平氏、久松松平氏、阿部氏と次々城主が入れ替わり慶応3年(1868年)阿部正静が棚倉に移封となった後は天領となり、二本松藩丹羽氏預かりの城となった。
小峰城は白河駅の北側に本丸、二ノ丸などが築かれていた。現在は城山公園として整備されている。
東日本大震災によって石垣が崩落したため、長らく復旧工事が行われていたが、本丸辺りの石垣は2018年に完成したようである。
白河駅の北側に無料駐車場がある。
最寄り駅(直線距離)