詳細不明。安食氏の城と云われる。
安食館は東山公園の南、標高165m比高40m程の半独立丘陵に築かれている。小規模ながら堀が良く残されており山も歩きやすく見学し易い城である。
主郭は山頂にあってやや広く、西尾根に二条、南西に一条、東尾根にも堀がある。西尾根の二条に関して、外側の堀は南側が切り離されておらず土橋状に残る。内側の堀も切岸下を大きく遮断しているものの土橋が一本繋がっている。ただこの土橋から主郭に至る通路は確認できない。南西の堀は斜めに落ち込んで竪堀へと変化するものである。東尾根の堀切はそのまま南へ伸び、連続竪堀(横堀にも近い)となる。
『陣峰市民の森』へ向かって進むと工場の広い駐車場がありその向いの小山が城跡。東鞍部側まで車で行くと駐車スペースがある。 山はどこからでも取り付けるだろう。
最寄り駅(直線距離)