文明8年(1476年)清水孫次郎満久によって築かれたと云われる。 清水氏の祖となった清水満久が当初築いたのが元館で、文明10年(1478年)頃に清水城を築いて居城を移したと云われる。
元館は最上川に面した台地の先端に築かれていた。 台地の北東端にあたる大蔵村保育園のある所が主郭であろうか。その南に八幡神社があり、その入口に案内板が設置されている。八幡神社は土塁の上にあり、背後には土塁と空堀が現存している。土塁も空堀も規模は大きく、清水城を築城した後も支城として機能していたのだろうか。
国道458号線を南下して最上川を渡り道なりに進むと交差点を曲がって南へ登っていく道となる。この坂道の途中に八幡神社の鳥居があり、そこに案内板がある。
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