詳細不明。館主は大館某とも伝えられる。
大館は標高125.6mの館山に築かれている。東に隣接してサ館、南には梨の木館があったようである。
主郭は神社が祀られている辺りであろうか。曲輪は広く小さな段差の段がいくつか連なっており、周囲は切岸となっている。西端には土塁の付いた腰曲輪があり、その下に堀切がある。サ館に繋がる北東尾根は一つの谷を挟んで曲輪があり、サ館に続く尾根にも一条堀切がある。堀切からサ館の二重堀切までの間はほぼ自然地形の尾根である。
サ館の二重堀切から尾根伝いに行くのが簡単である。神社の参道は北の集落から山道が続いている。
最寄り駅(直線距離)