詳細不明。八幡太郎義家(源義家)が前九年の役(1051年〜1062年)で籠もった所と伝えられているが、それを示す史料はない。
源氏楯は川崎集落の西に聳える標高170m程の山頂に築かれている。 山頂部分は円錐形となっており、この部分が館の主郭となっている。
主郭は山頂にあり、頂部から周囲に帯曲輪状の削平地が階段状に連なり、その下に切岸を設けて一段小高くする。南西下に山裾を巡るように空堀を配し、外側を土塁状に削り残している。
東麓に川崎観音があり、その脇から山道が付いている。山はきれいに管理されており、つづら折りの道が付いているとあるが、道は途中からよくわからなくなり、結局直登するような形となる。
最寄り駅(直線距離)