筑前 帆柱山城ちくぜん ほばしらやまじょう

城郭放浪記


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筑前 帆柱山城の写真
掲載写真数
形態
山城(486m/350m)
別 名
なし
文化財指定
なし/不明
遺 構
石積,土塁,曲輪,堀切,畝状竪堀群
城 主
麻生氏,大内氏,麻生氏
歴 史

築城年代は定かではない。建武元年(1334年)北条相模守高時の一族規矩掃部助高政が、北条氏の再興を計って帆柱山に挙兵したが、大友氏・少弐氏の連合軍により落城した。

その後は花尾城とともに麻生氏の城であったが、文明10年(1478年)に起こった家督相続争い(花尾城合戦)で麻生遠江守家延は降伏開城して岡城に移った為、大内氏直属の城となった。

大内氏が滅亡した後は麻生氏が城主となり、毛利・大友に属している。永禄12年(1569年)毛利氏が立花城を攻めた時には毛利勢の本陣が帆柱山に移されている。毛利氏が九州より撤退した後は大友方の竹ノ尾城の麻生鎮里の持城となったという。

説 明

帆柱山城は皿倉山から西に派生した標高488mの帆柱山山頂に築かれている。北には花尾城があり見下ろす形になる。

帆柱山城は山頂に主郭があり、そこから西に向かって尾根伝いに曲輪が設けられている。主郭は東西に一段の削平地があり、東へ伸びた尾根には三条の堀切がある。主郭から西へ続く緩やかな尾根には階段状に小段が続いている。

西の尾根の先端部に長方形で三段の曲輪がある。南斜面には若干石積が残り、畝状竪堀群がその下にある。南へ伸びた尾根には弓なり状の堀切が二条設けられている。

案 内

帆柱山城に至る登山道はいくつかあるようですが、北側にある花尾城を経由して登るのがよいでしょう。

最寄り駅(直線距離)
2.9km 黒崎駅前駅
2.9km 黒崎駅
3.1km 西黒崎駅
3.1km 八幡駅
3.3km 熊西駅
所在地/地図
福岡県北九州市八幡西区大字市瀬(帆柱山)
付近の城(直線距離)
0.7km 筑前 花尾城(北九州市)
1.4km 筑前 市瀬城
1.5km 筑前 多良倉城
1.6km 筑前 竹ノ尾城
1.6km 筑前 別当山城
2.7km 筑前 茶臼山城(大蔵)
3.1km 筑前 黒崎城
3.5km 豊前 三角城B
3.5km 豊前 吉川城b
3.6km 豊前 吉川城c
3.6km 豊前 吉川城
3.6km 豊前 三角城C
3.6km 豊前 吉川城f
3.7km 豊前 三角城
3.7km 豊前 吉川城d
3.7km 豊前 吉川城e
3.7km 豊前 吉川城h
3.8km 豊前 三角城D
3.8km 豊前 三角城E
3.8km 豊前 吉川城j
3.8km 豊前 吉川城g
3.8km 豊前 吉川城i
3.9km 豊前 三角城F
4.0km 豊前 三角城G
最終訪問日
2010年3月
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