詳細不明。内尾掃部久重の居城という。
丸尾城は標高37mの低丘陵に築かれており、現在は所有者の方によって整備されている。
『日本城郭大系』の一覧に「98丸尾城」があるがそれは別城で、「82清水村城」が当城に該当するようである。また『大分の中世城館』では一覧に「清水城(清水村城)」とあり「場所不明」とするが、地図に○印がありその場所に遺構がある。
東の県道を走っていてたまたま看板を見つけて登ったのだが、所有者の方が熱心に整備されており、見学し易い城となっている。
比高30mほどの山でなだらかな山容であるが、西から南麓には池があり低湿地帯にあった独立丘陵のようである。山頂に広い削平地が広がり西背後に浅い横堀があり、曲輪を囲むように南北に伸びやがて切岸のみとなる。周囲にも緩斜面が拡がっているが、山頂部の二段ほどが城の曲輪であったと思われる。
東麓に入口があり道標が出ている。その脇に駐車場も用意されている。
最寄り駅(直線距離)