弘治元年(1555年)小田政清によって築かれたと云われる。
神戸山城主の小田政清が出城として築いたが、庄氏に攻められ、岩屋山城、神戸山城とともに落とされ一時伊予へ逃れたという。その後、小田郷に復帰した小田政清は馬鞍山城を築いて居城を移した。
岩屋山城は小田川北岸に聳える標高151mの観音山に築かれている。
主郭となる山頂には竜王神社が祀られており、山頂から南側に不明瞭な削平段が連なっている。北側は土取で大きくえぐられており、遺構は確認できない。
南山腹には矢穴のある石もあるが石垣は存在しない。
南山腹にある観音院の西側から山上に登る道がある。駐車場はない。
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