阿波 細川氏守護所あわ ほそかわししゅごしょ
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阿波守護職細川氏の守護館である。守護所は当初秋月に構えられていたが、のちに勝瑞に移転した。移転時期は諸説あるが十五世紀後半頃とされる。
細川氏守護所の所在はまだはっきりしないが、推定地は二ヶ所ある。一つは地福寺の南側の区画で「細川殿」と呼ばれる地で、地福寺境内には細川澄賢の墓と伝えられる永正18年紀年銘の入った五輪塔がある。もうひとつは勝瑞館の東端付近である。