詳細不明。白地城主大西氏の支城で長宗我部元親の侵攻に備えたものとも考えられている。
川崎城は吉野川と祖谷川との間に聳える標高645mの井戸口山に築かれている。
北の川崎集落からかなり離れた位置にあるが、東山腹を土佐街道の古道が通っていたようで、これに対する備えと考えられる。
単郭の城で北と西尾根を堀切で遮断し、北側は高土塁として削り残している。南と東は比較的急峻な地形であることから堀切などは設けていない。
北の吉野川に国見山橋が架かり、そこから舗装された林道が「正木」という地名の所まで続いている。正木の辺りから折り返して登る未舗装林道があり、これを登ると主郭南下の鞍部に至る。北へ回り込むと歩きやすい道があるが、南から尾根伝いに登る方が簡単である。
舗装林道から折り返して登る辺りに駐車可能なスペースがある。
最寄り駅(直線距離)