詳細不明。
猿ヶ城は標高1195mの高所に築かれている。
木崎湖と青木湖のちょうど中間地点の西の山上にあり、峠から比高400mの高所ながら見事な堀切が残る山城である。
主郭は小さく周囲に段曲輪を配し、北尾根に二重堀切と竪堀、少し離れてさらに堀切を一条設けている。二重堀切の内側は長く竪堀として伸びており、曲輪側は土塁がついている。主郭から南へ帯曲輪から竪堀へ変化して落ちている地形があり、さらに下方に小さな帯曲輪の段曲輪が続く。
猿ヶ城からさらに登った標高1280mの尾根の東端部に『猿ヶ城烽火台』の案内が出ているが、この部分は特に遺構は見当たらない。
猿ヶ城よりさらに高い位置に林道が走っており、そこから登山道がある。入口に小さな道標がありその周囲に駐車可能である。林道は北のスキー場のところから南の森城近くまで舗装された走りやすい林道となっている。
最寄り駅(直線距離)