詳細不明。城主は仁科義重の家臣手塚次郎と伝えられる。
大野田城は標高976mから南北に伸びた尾根上に築かれている。
県道の鞍部から続く山道を登り切ると尾根上になだらかな地形が広がる。この一帯はあまり削平されておらず、曲輪の造成も甘いが、北へ続く尾根先に堀切が一条あり、城内である。ここから尾根道を南へ登ると主郭部となる。
主郭部は北端が一番高く、南に明瞭な堀切が一条あり、その先は造成の甘い平段が続く。南に進むと山道で潰れた堀切が一条あり、その先は尾根先まで自然地形となっている。
県道393号線が大きくカーブする右側に登口がある。登口に駐車可能。
最寄り駅(直線距離)