摂津 今津砲台せっつ いまづほうだい
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文久3年(1863年)江戸幕府によって築かれた。江戸幕府は大阪湾防備のため砲台を築くことを決め、軍監奉行勝海舟がその築造場所を調査決定した。 完成は慶応2年(1866年)で当初の予定であった稜堡式ではなく円形で築かれた。規模は西宮砲台よりやや小ぶりであった。
今津砲台は今津港の東に築かれていた。現在遺構はなく、海沿いの道路脇に石碑があるのみである。この石碑の石は今津砲台のもので、解体後に紀年碑として福應神社に置かれていたものをこの地に移築したものである。