掲載写真数
形態
平山城(100m/-)
別 名
松尾城,高城
文化財指定
市指定史跡
遺 構
土塁,郭,堀
城 主
酒匂紀伊守,鎌田加賀守,新納康久
歴 史
築城年代は定かではない。
応永年間(1394年〜1428年)の頃は島津犬太郎久林の家臣酒匂紀伊守が在城していた。
応永24年(1417年)伊集院頼久が野崎城に攻め寄せたが、島津久豊の援軍もあって撃退した。
その後は鎌田加賀守が城主となったが、
天文8年(1539年)島津実久一党を追ってきた島津忠良に降伏、新納康久が城主となった。
説 明
松尾神社付近が主郭、北東の山頂部分が「東之城」と呼ばれている。
松尾神社は一段高くなった所に社があり、その周囲はシラス台地特有の深く幅広い空堀が残っている。
「東之城」は大半が矢竹の群生になっているが、所々に土塁が残っており、頂部は南北に別れており、堀切があったかどうかは定かではないが急勾配で急斜面用の草が植えられている。北側頂部の背後には堀切がある。
堀切を西側へ下ると削平地があり、さらに下ると民家の脇に出てきた。
案 内
松尾神社近くの納骨堂の所に標柱がある。
東之城へは納骨堂脇から竹薮をかいくぐって登る。
所在地/地図
最終訪問日
2008年1月