薩摩 貝殻崎城さつま かいがらざきじょう
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築城年代は定かではないが鮫島氏によって築かれたと云われる。 鮫島氏は駿河国鮫島郷を本貫とする藤原南家工藤氏の一族で、建久3年(1192年)鮫島宗家が源頼朝より阿多郡の地頭職に任ぜられ、その本拠として貝殻崎城を築いたという。
南北朝時代には島津氏と争ったが、その後は島津氏に従って家臣となっていった。
貝殻崎城は北西に伸びた台地に築かれていたという。国道270号線沿いに小公園があり、ここに貝殻崎城の石碑がある。