陸奥 梁川城むつ やながわじょう

城郭放浪記


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陸奥 梁川城の写真
掲載写真数
形態
平山城(60m/10m)
別 名
なし
文化財指定
県指定史跡
遺 構
石垣,土塁,郭,堀,庭園
城 主
伊達氏,梁川氏,蒲生氏,上杉氏,松前氏
歴 史

築城年代は定かではない。築城に関しては伊達氏の祖である伊達常陸介朝宗とか、三代義広であるとか諸説あるが判然としない。ただ九代大膳大夫政宗はこの梁川城で生まれた可能性が高いようである。

天文元年(1532年)伊達稙宗が桑折西山城へ居城を移し、その後は稙宗の八男伊達宗清に与えられ、梁川氏を称した。

天正19年(1591年)小田原合戦の後、伊達政宗は岩出山へ転封となり、梁川は会津に入部した蒲生氏郷領となって蒲生頼郷が城代を務めた。慶長3年(1598年)上杉景勝が会津に入部すると須田長義が梁川城代となる。寛文4年(1664年)上杉氏は十五万石に減封となり、幕府直轄領となった。近世城郭としての梁川城は蒲生氏・上杉氏の時代に改修されたものと考えられている。

その後は本多、松平、白河などの所領となったが文化4年(1807年)に松前領となり、一時幕府領となったが、再び松前領となった後は代々続いて明治に至る。

説 明

梁川城は旧梁川小学校一帯に築かれていた。梁川小学校は先の東日本大震災によって被災して別の場所に移転することとなったようである。

梁川城は梁川小学校に本丸、南の梁川高校と西に二の丸、北と東に三の丸があった。現在小学校の校庭に石垣と庭園がある。もう一つ北の桜岳団地に隣接する公園に水堀と土塁、そして大きな枡形の虎口が残されている。

案 内
最寄り駅(直線距離)
0.4km やながわ希望の森公園前駅
1.3km 梁川駅
2.6km 富野駅
2.6km 新田駅
4.0km 二井田駅
所在地/地図
福島県伊達市梁川町字鶴ケ岡(梁川小学校)
付近の城(直線距離)
1.8km 陸奥 大枝城
2.8km 陸奥 住吉館
3.4km 陸奥 仁井田館(保原町)
3.7km 陸奥 金谷館
5.4km 陸奥 阿津賀志山防塁
5.6km 陸奥 塚野目城
5.9km 陸奥 伊達崎城
6.0km 陸奥 大林寺館
6.1km 陸奥 保原城
6.1km 陸奥 石母田城
6.2km 陸奥 保原陣屋
6.3km 陸奥 湯ノ倉館
6.4km 陸奥 藤田城
6.5km 陸奥 下郡山館
7.0km 陸奥 山崎城
7.5km 陸奥 赤柴館
7.6km 陸奥 文吾館
7.8km 陸奥 左衛門館
8.0km 陸奥 神十郎館
8.1km 陸奥 懸田城
8.2km 陸奥 桑折陣屋
8.3km 陸奥 播磨館
8.3km 陸奥 根子屋館
8.3km 陸奥 古矢館
最終訪問日
2014年11月
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