陸奥 谷地小屋城むつ やちごやじょう
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築城年代は定かではない。永禄7年(1564年)に相馬盛胤が築城して家臣の藤橋紀伊を置いたが、永禄9年にはこの地が要害でないことから、蓑頸城へと移り伊達氏に備えたという。
江戸時代に入り寛永5年(1628年)には亘理要害主の伊達成実に加増され、谷地小屋城には亘理伊達家の陣屋が置かれた。
谷地小屋城は新地駅の西側にある平地に築かれていた。谷地小屋城は複郭の平城で方形の本丸と南の二の丸から成っていたようであるが、現在はわずかに小高く残った地形のみで、明瞭な遺構はなさそうである。