築城年代は定かではないが永禄9年(1566年)頃に相馬盛胤によって築かれたと云われる。 相馬盛胤は谷地小屋城を築いていたが、要害の地でないことから蓑頸城を築き、永禄9年頃に門馬雅楽助を置いた。
天正17年(1589年)伊達政宗によって攻め落とされ、伊達の家臣亘理重宗の所領となり坂本三河が在城した。
蓑頸城は比高30mほどの丘陵に築かれており、現在は公園として整備されている。
蓑頸城は本丸を中心に北、西、南に曲輪を展開している。本丸の周辺には横堀があり、この堀底などにチューリップが植えられ、山城には珍しく華やかな公園となっている。
南から山上に登る車道があり、終点に駐車場がある。
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