陸奥 大瀬川館むつ おおせがわたて
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築城年代は定かではない。城主は畠山重忠の弟重宗の子孫で大瀬川氏を称し、さらに瀬川氏を名乗った。天正年間(1573年〜1592年)には瀬川隠岐守の城であった。
大瀬川館は葛丸川に沿った標高176.5mの館山に築かれている。東側に東北自動車道が通っており一部消滅しているが、西側は現在でも良好に残っている。
大瀬川館は南北に連なる三つの曲輪があり、浅い堀切と西側に横堀が残っている。
西側を通る車道から少し登れば城域となる。