築城年代は定かではないが承元年間(1207年~1210年)に和賀氏が二子城の支城として築いたのが始まりとされ、和賀氏一族の沢田氏が城主となったという。
長谷堂館は米斗利沢神社の東側に築かれている。
米斗利沢神社側は館の背後で、こちらに二重の空堀を設けている。曲輪となるのは東側面であるが、空堀の上は土塁状の細長い削平地で、東に向かって細長い帯曲輪状地形が段々と続き、下方に広い曲輪を設けている。
米斗利沢神社に駐車可能。神社から空堀を経て曲輪内に設けられている女鳥沢稲荷神社への参道が付いている。
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