陸奥 村田館むつ むらただて

城郭放浪記


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陸奥 村田館の写真
掲載写真数
形態
平山城(54m/30m)
別 名
なし
文化財指定
町指定史跡
遺 構
土塁,郭,堀
城 主
村田氏,伊達氏
歴 史

築城年代は定かではない。嘉吉年間(1441年〜1444年)に合戦に敗れた小山九郎業朝が下野国小山から一族を率いて村田に住み、村田氏を称したのが始まりとされる。

村田氏はその後、伊達氏の家臣となって代々続いたが、村田近重に子がなかったことから、伊達稙宗の九男宗稙を養子に迎え、宗稙は村田万好斎と名乗った。天正19年(1591年)伊達政宗が岩出山に転封となると村田氏は桃生郡長井へ転封となった。

慶長8年(1603年)石川昭光に隠居所として村田館が与えられ、慶長15年(1610年)まで居所とする。元和4年(1618年)伊達政宗の七男伊達宗高が三万石で村田館に配されたが、寛永3年(1626年)に二十歳で早世する。その後は奥山大学、田村右京、大松沢和泉実泰、芝多常春と替わり、芝多氏が代々続くが、明治維新前に加美郡谷地森村の片平氏と領地交換している。

説 明

村田館は村田icの南東、村田町役場の西にある丘陵に築かれており、現在は城山公園として整備されている。

本丸は山頂にあって西に土塁があり、その背後に大きな空堀がある。北西の乾八幡神社側の尾根にも空堀があったようだが、この辺りは遊歩道になっている。麓の小学校のある所も曲輪で、江戸時代はこの部分に住んでいた。

城門の写真

城門(移築 城門)


所在地: 願勝寺(宮城県柴田郡村田町村田東)
町指定重要文化財
案 内

道の駅「村田」に駐車可能でそこから遊歩道が付いている。

近くの願勝寺に城門が移築現存している。

最寄り駅(直線距離)
7.8km 船岡駅
8.1km 大河原駅
9.0km 槻木駅
9.8km 東船岡駅
所在地/地図
宮城県柴田郡村田町村田迫
付近の城(直線距離)
3.5km 陸奥 平沢要害
4.3km 陸奥 兵糧館
4.7km 陸奥 成田館
6.1km 陸奥 入間田城
6.1km 陸奥 上楯城
6.2km 陸奥 小山田館
7.0km 陸奥 船迫城
7.7km 陸奥 富沢館
7.9km 陸奥 柴田城
8.1km 陸奥 入間野山城
8.7km 陸奥 上川名城
9.0km 陸奥 根添館
9.0km 陸奥 山家館
9.1km 陸奥 小野城(川崎町)
9.4km 陸奥 川崎城
9.7km 陸奥 前川本城
最終訪問日
2016年4月
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