陸奥 川崎城むつ かわさきじょう

城郭放浪記


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陸奥 川崎城の写真
掲載写真数
形態
平山城(204m/20m)
別 名
前川城,川崎要害
文化財指定
なし/不明
遺 構
土塁,横堀
城 主
砂金氏,(宮床)伊達氏,(川崎)伊達村詮,伊達村敏,伊達村煕,伊達村賢,伊達宗和,伊達邦和,伊達邦賢
歴 史

築城年代は定かではないが慶長13年(1608年)頃に砂金右兵衛実常によって築かれたと云われる。伊達氏の家臣であった砂金氏が前川本城から川崎城を築いて移ってきた。

一国一城令のなか、川崎要害として存続し砂金氏が住んでいたが、元禄15年(1702年)砂金重常が嗣子なく没して砂金氏は断絶、その後は一時宮床の伊達氏が居たが、伊達村詮が川崎要害を与えられ、川崎伊達氏となり以後代々続いて明治に至る。

説 明

川崎城は川崎小学校のある西へ伸びた台地の西端に築かれていた。

東西二郭で西が本丸、東が二の丸といい、本丸部分は城山公園、二の丸部分は川崎小学校となっている。現状本丸は公園化されすぎていて遺構らしきものが見あたらない。

東の二の丸は小学校の東側が畑地になっており、この部分に土塁が残されている。土塁の東側の道路が空堀である。また小学校の入口の北側にも土塁などの遺構が確認できる。

案 内

城山公園の駐車場が山上にある。

近くの龍雲寺に川崎城主であった砂金氏川崎伊達氏の墓がある。

所在地/地図
宮城県柴田郡川崎町前川字館山(城山公園)
付近の城(直線距離)
1.5km 陸奥 前川本城
2.0km 陸奥 小野城(川崎町)
5.5km 陸奥 兵糧館
5.9km 陸奥 上楯城
6.6km 陸奥 平沢要害
8.0km 陸奥 楯山城(秋保町)
8.1km 陸奥 湯元小屋館
8.6km 陸奥 長楯城
9.1km 陸奥 境野平城
9.4km 陸奥 村田館
9.6km 陸奥 境野山城
最終訪問日
2023年1月
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