詳細不明。
天神山城は標高450mほどの山にあり、南東の尾根続きには浦場城がある。
北背後の尾根を堀切1、南東尾根の先端を堀切2で遮断してその内側を城域としている。 南側は比較的急峻な地形であるが、概ね武者走りが続いている。一方北側は緩斜面となるが、こちらは切岸のみで竪堀などは見当たらない。
主郭は北端Iで中央に用途不明の土壇Iがある。石が散らばっており古墳のような雰囲気もあるが不明である。主郭の北端には土塁があり、その外側に堀切1を設けている。
堀切1は尾根部分は遮断するものの竪堀が伸びず、とくに東側は緩斜面地形になっているが、ここもルーズなままである。
南東先端にある曲輪III、IVは北から東にかけて土塁がめぐり、東尾根にある堀切2は切岸下より若干離れた位置に設けてある。
曲輪IIIとIIの段差の部分に虎口があり、外側にスロープが伸びている。
北側山腹に作業林道がある。作業林道を使って北背後の稜線に登り、尾根伝いに天神山城、浦場城を経由して下山するルートで歩いた。
最寄り駅(直線距離)