詳細不明。福田盛昌の城と伝えられる。
福田城は横野川東岸の標高287mの山に築かれており、現在は登山道が整備されている。
単郭の城で、南端最高所を主郭とし、北西の尾根先に向かって広い段曲輪を三段連ねており、西側の武者走りで繋がっている。
南背後は二重堀切5で遮断、北西の先端はやや放射線状になった畝状竪堀群1を配置している。この畝状竪堀群1はもともと堀切があったところに竪堀を付け加えて改修した痕跡が残っている。
西側面には竪堀2と四条の畝状竪堀群3、三条の畝状竪堀群4を配置しているが、こちらの畝状竪堀群は曲輪面からかなり下ったことろを起点としている。
登山口は県道から城の南側に谷筋に入る道の奥にある。民家の間を奥へ進むと、そのまま谷筋を入っていく山道があり、一番奥から木橋を渡って登る道がつけられている。道標もしっかりしているのでわかりやすい。
駐車場は県道沿いの余白に駐めたが、上横野公民館も利用できるかもしれない。
最寄り駅(直線距離)