詳細不明。応仁年間(1467年~1469年)に前原伊豆守影清が塞を構えたと伝えられる。
懸縄山城は標高390mの懸縄山に築かれており、現在は登山道がつけられている。
懸縄山城の城としての遺構は不明瞭で、三角点のある山頂から東の尾根先に向かって削平地が点在している。東の尾根先部分は特に掛縄神社遺跡の石碑があり、広い削平地が拡がっているが、尾根上より一段下がった部分がより広く削平されており、城というよりは社地の遺構と思われる。
福田城からそのまま尾根伝いに登る道があり、それを利用するのが効率がよいだろう。藤田城にも懸縄山城への道標が出ている。
最寄り駅(直線距離)