紀伊 吐前城きい はんざきじょう
△トップに戻る
詳細不明。城主は津田算長で、天正13年(1585年)羽柴秀吉の紀伊侵攻によって討死したという。津田算長は種子島に伝来した鉄砲を種子島に買い求め、それを堺に持ち込んで鉄砲の製造を始めた人物である。
吐前城は土井山と呼ばれる一帯に築かれていたという。現在は田畑となっており、わずかに西側に堀跡とされる凹みが残っている。