安政2年(1855年)頃に江戸幕府によって築かれた。 大阪湾を防御するために江戸幕府が築いた台場の一つで、対岸の堺北台場と挟撃する構造となっていた。
堺南台場はもともと直線的な台場であったが、元治元年(1864年)には彦根藩によって稜堡式に改修された。
堺南台場は大浜公園の一角に築かれている。
残存する遺構は北から東にかけての石垣や土塁、南の花菖蒲園の水路が堀で内側に石垣が残る。大浜公園として整備された際に石垣などは積み直しされている部分があるようだが、概ね東半分くらいが残っているだろうか。
大浜公園の有料駐車場がある。
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