詳細不明。河後森城の出城と云われる。
山瀬城は堀切川と広見川との間に聳える標高215.0mの山頂に築かれている。
山瀬城は東西に伸びた山頂の尾根に曲輪を配しており、主郭部は東西二段の曲輪となっている。西尾根は堀切で遮断し、主郭西端から南へ伸びた尾根に堀切と竪堀を組み合わせてu字に遮断している。同じような遺構が二段の境の北側にも残る。
主郭部からやや離れた東尾根に一段、少し北に降りた所に一段の削平地がある。
国土地理院の地図で破線で描かれた峠越えの山道があり、切通し部分から西へ尾根伝いにミニ八十八ヶ所巡りの道が続いている。南側の集落から水田の奥を見ると無線中継塔があり、その脇から続いている。
最寄り駅(直線距離)