詳細不明。城主は平岡左衛門大夫、また坂田右衛門、菊沢道廉が伝えられる。
釜野城は標高414mの山に築かれている。平岡集落自体が標高350mほどの山上に営まれており、その背後にある比高60mほどの山にある。
山頂に主郭と思われる削平地があり、北や南東に低い段差で広がっているが、西側は石取りによって完全に消滅している。各段の切岸も低く一部は石積み、列石が確認できるが、比較的古い時代の遺構と推測する。堀切などは見当たらず、南下に降った所に横堀状の溝Aが確認できるが、この辺りの平坦面は採石工事など後世の改変と考えられるので遺構とはみなし難い。
天神社前の細いコンクリート歩道を西尾根側に進んで行くとその先に五輪塔などが祀られた墓地がある。ここから山に入っていくことができる。
平岡集落内入口前の県道の余白などに駐車できる。
最寄り駅(直線距離)