詳細不明。城主は合田弥四郎貞遠、城戸右京亮通高などが伝えられる。
天山城は牛ノ峯から南に派生した標高715mの山に築かれている。
切り立った山頂部に主郭を設け中央西側に基壇があり石祠が祀られている。北下には岩盤を削った堀切があり、その先にも堀状の溝がいくつか確認できるが、後世の改変があるのか形状は不明瞭で斜めになっているものが多い。北にやや離れた位置に堀切1があり、その先には切岸のみを設けた段があり、この辺りまで城域であった可能性がある。
一方主郭の南は険峻な地形で細尾根、東側には通路が確認でき、そこから下に降ると上下二段の細い帯曲輪状地形がある。
南の猪の峠から山の東側を南北に通る林道を進み大きくカーブする地点から古い作業林道を登ると北尾根の鞍部に上がることができる。東山腹の林道は舗装路で比較的走りやすそうだが、2018/12現在は豪雨災害で路肩が崩落しており通行禁止、復旧作業中であった。
最寄り駅(直線距離)