伊予 庚申森城いよ こうじんもりじょう
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詳細不明。南北朝時代の城主として加藤采女正正長が伝えられる。
庚申森城は黒山城のある黒山から北西に伸びた尾根の一つ。標高223mほどの山に築かれている。
単郭の城で山頂から北と西に低い段差の不明瞭な平段が続いているが一番外側は明瞭な切岸となる。南背後の尾根は林道との間に堀切1がある。西の曲輪IIの側面には一部石積み、北側に竪堀2を配しており、この竪堀の上の部分が虎口の可能性がある。
南尾根の車道から主郭西下まで林道が通じているが車は通ることができない。