伊勢 楠城いせ くすじょう
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築城年代は定かではないが楠十郎貞信によって築かれたと云われる。 楠氏の出自については諸説あり、楠木正成の末裔、信濃国の諏訪の出で武田信玄に所領を奪われた説などである。
楠氏は伊勢国国司北畠氏に仕えて代々続いたが、永禄11年(1568年)頃に織田信長に降り、天正12年(1584年)織田信雄に属して、美濃国加賀井城で羽柴秀吉軍との戦いで討死した。
楠城は楠町本郷にある楠村神社の東側辺りに築かれていた。現在石碑と案内板が建てられている。