築城年代は定かではない。大村氏の城で家臣の渋江豊後守公師が守っていたという。
岳ノ山城は標高214mの八天岳に築かれており、現在主郭は琴平神社の境内となり参道が設けられている。
主郭は山頂で境内地となっており、城郭大系には石垣があるとされる。草が生い茂っているが、北東側面に石積があるのは確認できる。ただ城の遺構か後世の改変かはわからない。南東の参道側にやや離れた位置に堀切があり、弓形になって東側は竪堀として伸びている。
北東麓の東前寺北側の道を入って行くと南東の鞍部まで舗装林道がある。ただし道は細く草木が茂っているので道は悪い。途中に何ヶ所か離合ポイントがあり、駐車も可能で、鞍部にある鳥居のところにも駐車可能。
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