詳細不明。城主は阿蘇大宮司家の一族とされる原隼人、古湯信濃守などが伝えられる。
古湯城は貝野川とその支流に囲まれた標高417mの城山に築かれており、現在は城山展望台として整備されている。
東西に伸びた尾根を主郭とした山城で、中央部がやや低く、東端は岩のある展望台、西端がやや微高地となっている。中央の曲輪が主郭と思われ、北側に石積残されている。西端から北へ伸びた尾根を堀切で遮断し、北山腹に竪堀が四条ほど残っている。
国道323号線古湯温泉トンネルの北口から県道278号線へ曲がり西進していくと城山展望所への道標が出ている。
このまま車で登っていくと遊歩道の入口があり、その脇に駐車できる。