詳細不明。野仲氏の城と考えられている。
高城は耶馬渓ダムの北、標高504.8mの三角点のある山に築かれている。
主郭は三角点のある山頂Iで南北に長い。北が高くやや南に向かって傾斜する。主郭の南下には東西に長く広がるように曲輪IIがある。
山頂から西へ伸びる尾根は大きな堀切1で遮断する。その先は自然地形で一部加工された地形が確認できるが積極的に城域と判断できるような地形ではない。
主郭から南へ伸びた尾根も堀切2で遮断、小さな岩場を隔てた部分にも浅い堀切状地形3がある。
南西の尾根から登ったが、作業林道が標高380m付近までついており、この終点からのほうが楽に登ることができる。
耶馬渓ダムには駐車場とトイレがある。