詳細不明。
鷹丸城は標高404mの山に築かれている。
東西2つの峰があるが西側の峰にあり東峰は自然地形である。
山上の地形に沿って南北に長い曲輪があり、中央付近に小さな段となったあたりが主郭となる。北側にある曲輪IIは広く、南側はほぼ自然地形であるが南端に小ピークIIIがあのこのあたりも城域と見てもよいだろう。
主郭部周辺は崖地形や岩が露出した地形となっており、ほぼ唯一東鞍部側が緩くなっている。東鞍部の正面は岩がゴロゴロした地形になっているため、やや北側へ回り込むと自然と畝状竪堀群2の下方に出てくることになっている。
曲輪IIの北端東部はやや東へ張り出し、そこから二段の腰曲輪と結ばれている。北東尾根は二条の堀切になっており、その竪堀は畝状竪堀群と連動している。
東の鎌野集落の一角に新耶馬渓四国霊場58番の"堂様"があり、ここから山に入ることができる。正面左側のフェンスに沿ってしばらく進むと切通道になるが、これが小杉集落と結ばれていた旧道のようである。このあたりから東峰に向かって登っていくのが良い。
地元の方は鷹丸城があるのはご存知で、車は堂様の前に停めても良いということであった。