詳細不明。はじめ福田兵庫の居城であったが、その後に小早川隆景の家臣井上春忠の居城となった。
大町山城は西藤小学校の西にある南へ張り出した尾根の先端に築かれている。
この城は単郭の小城で先端の頂部に南北にやや長い曲輪があるのみだが、北側の尾根に十三条もの連続堀切を設け遮断するという珍し城である。ただ連続堀切といっても中央部を削り落とさず両側を竪堀状にしたものが大半である。
山下からの道が見つからず、山上にある虹ヶ丘団地の南西端にある公園脇から山に入った。ここから尾根上に上がると踏み跡が南へ続いている。
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