詳細不明。本郷城主古志豊長の家臣福田氏、井上氏の城という。
大町山城は藤井川に向かって南へ伸びた尾根の先端頂部に築かれている。
単郭の城で、曲輪の造成は甘く、東側はほぼ自然地形で西側をやや削り出して段を造成している程度であるが、北へ伸びる尾根に設けられた堀は凄まじく、14条もの連続堀切になっている。
連続堀切は一番城内に近い堀切が一番深く竪堀も長く伸ばしている。そこから北の堀切は中央を土橋状に残し、両サイドに竪堀を設けたようなものがほどんどで、南側は堀は浅いものが多い。
南側面や尾根先には堀は見当たらないが、北側面に堀切から伸びる竪堀と連動する二条の竪堀が確認できるが、西側は崩れておりさらに続いていたかどうかは不明である。
北側にある団地の隅に公園がある。この脇から山に入ることができる。
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