詳細不明。『芸藩通志』に「古塁 今田村にあり、城主しれず、今田豊後、所居なるべし、」とある。
上田城は南西に張り出した尾根の先端頂部に築かれている。
単郭の城で西尾根に一条の堀切、北東尾根は二重堀切で遮断し堀切に面して土塁を設けている。 南西隅付近が一段低く虎口のようになっている。 主郭の北と南下には1.5m程下がって畝状竪堀群が設けられている。
西の中腹に五輪塔や宝篋印塔が祀られている。ここへの道はよく整備されているが、民家か畑から付いているようだ。山腹をまわる車道に面しても一基の宝篋印塔が祀られている。
県道375号線と県道406号線との交差点にある川西集会所から東に見える丘陵が城跡。車道は狭く駐車できないので集会所のあたりに駐めて登るのが良い。