詳細不明。『備中誌』では鎌倉の家人石田二郎為久の城とする。
鳥ヶ岳城は呉妹小学校(くれせ)の北東背後に聳える標高164.3mの山に築かれており、登山道が整備されている。
岩が露出する南北に長い山頂部を削平して曲輪としており、大きく４つの曲輪群からなる。堀は確認できないが、岩が露出した天険の要害となっている。
主郭は山頂部で南北二段に分かれ、段差の部分に石を使っている。南端は土塁状の高まりを残し上に三角点がある。南の切岸は天然の露出岩盤になっている。
主郭の南下に同じく南北二段になった曲輪IIがあり、段差や西側面に石積みが確認できる。
登山道はいくつかあるようだが、南西から登り、南側へ降った。 どちらも道しるべはなく、滑りやすい地質であるが、南西からの道はロープなどが設置され、比較的登りやすい。
呉妹小学校前の空き地に駐車した。
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