阿波 森城あわ もりじょう
△トップに戻る
『古城諸将記』、『城跡記』などで城主は福良出羽守とする。
福良出羽守長政は天文13年(1544年)淡路国鶴島城で三好軍によって攻められ討死した。あとを継いだ福良出羽守連経は天正4年(1576年)勝瑞を脱した細川真之を支援し、茨ヶ岡城に入城させている。
森城の位置ははっきりしない。『勝浦郡村誌』では「本村(生名村)北ノ方字屋敷ト云然レトモ今城址四至境域詳ナラス」とあり字「屋敷」にあったとする。
現在道の駅「ひなの里かつうら」の南西、生名谷川沿いの農道脇に森城の石碑がある。