文化財指定
国指定史跡
遺 構
御殿,櫓,門,石垣,郭,堀,庭園
城 主
徳川氏
歴 史
慶長7年(1602年)徳川家康によって築かれた。
慶長8年(1603年)家康の征夷大将軍就任の拝賀の式が二条城で行われ、慶応3年(1867年)には最後の将軍徳川慶喜が大政奉還を上表、徳川幕府の始まりと終焉を見守った城郭である。
伏見城から移築されたとの伝承がある五重の天守は寛永3年(1750年)落雷により焼失した。
天明8年(1788年)にも市中の火災の類焼により本丸殿舎、櫓などが焼失した。
二の丸御殿は江戸時代初期の建築で国宝に指定されている他、場内の多数の建造物が重要文化財に指定されている。
本丸御殿と呼ばれる建物は明治26年(1893年)に元桂宮御殿を移築したものであり、二条城の遺構ではない。また南門も大正4年(1915年)に設けられたものである。
説 明
世界遺産としても登録されている二条城はさすがに訪れる人が多い。入場できるまで時間もあったのでゆっくりと外周を歩く。
現在西門は閉められているが、当時は木橋が架けられ通常の出入りはここから行われた。西門の内側には桝型が築かれている。
入城するとやはり目に付くのは二の丸御殿と唐門だ。檜皮葺で唐破風を備え彫刻で装飾された姿はやはり目を奪う。
二の丸御殿内部は撮影禁止。障壁画と欄間は素晴らしい。売店で「二の丸御殿障壁画」という冊子があったので買って帰る。
本丸南西隅には、かつて五重の天守が聳えた天守台がある。現在本丸御殿(元桂宮御殿)は耐震性の問題で見学不可となっている。
本丸櫓門(現存 櫓門)
所在地: 城内本丸
寛永2年(1625年)建築
重要文化財
二の丸御殿(現存 御殿)
所在地: 城内二の丸
寛永2年(1625年)建築
国宝
東大手門(現存 櫓門)
所在地: 城内二の丸
寛文2年(1662年)建築
重要文化財
北大手門(現存 櫓門)
所在地: 城内二の丸
寛文2年〜3年(1662年〜1663年)建築
重要文化財
西門(現存 城門)
所在地: 城内二の丸
寛文2年〜3年(1662年〜1663年)建築
重要文化財
西南隅櫓(現存 櫓)
所在地: 城内二の丸
二重二階 層塔型
寛文2年〜3年(1662年〜1663年)建築
重要文化財
東南隅櫓(現存 櫓)
所在地: 城内二の丸
二重二階 層塔型
寛文2年〜3年(1662年〜1663年)建築
重要文化財
土蔵(現存 倉庫)
所在地: 城内二の丸
寛文2年〜3年(1662年〜1663年)建築
重要文化財
西南土蔵(現存 倉庫)
所在地: 城内二の丸
寛文2年〜3年(1662年〜1663年)建築
重要文化財
西北土蔵(現存 倉庫)
所在地: 城内二の丸
寛文2年〜3年(1662年〜1663年)建築
重要文化財
鳴子門(現存 城門)
所在地: 城内二の丸
薬医門様式
寛文2年〜3年(1662年〜1663年)建築
重要文化財
桃山門(現存 長屋門)
所在地: 城内二の丸
寛文2年〜3年(1662年〜1663年)建築
重要文化財
北中仕切門(現存 城門)
所在地: 城内二の丸
寛文2年〜3年(1662年〜1663年)建築
重要文化財
南中仕切門(現存 城門)
所在地: 城内二の丸
寛文2年〜3年(1662年〜1663年)建築
重要文化財
番所(現存 番所)
所在地: 城内二の丸
案 内
最寄り駅(直線距離)
0.4km 二条城前駅
0.6km 二条駅
0.6km 二条駅
1.1km 丸太町駅
1.2km 大宮駅
所在地/地図
最終訪問日
2007年9月