築城年代は定かではない。城主は高橋壱岐守と伝えられる。 高橋氏は伊予の人で、高岡郡福島浦城から雀ヶ森城に移り本山氏に属していたと云われる。
雀ヶ森城は標高59.7mの独立丘陵に築かれており、諸木公園となっているが、津波避難路が整備されているくらいである。
主郭は山頂で東西両側がやや高く中央が低い地形となる。西下には堀状の溝があるがここには貯水タンクがあり改変されている。西尾根先にも削平段が続いており、このあたりは墓地として利用されている。
北の県道沿いに津波避難路の入口があり、山腹までは整備された階段が続く。県道沿いに離合用の広い路側帯があり端に駐車しておける。
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