法厳城は片岡集落の東、標高331mの山頂に築かれており、現在は岡本神社の境内となっている。
神社境内が主郭で単郭の城のようである。境内は山上としてはかなり広く北にある神社本殿や南東側などが一段高くなっている。この辺りは改変も多いようで曲輪の形状はわからない。北尾根には大きな三重堀切があり、ここが城跡であることは間違いない。
県道に大きな看板があるので入口はわかりやすい。ここから舗装林道が山頂の境内まで続いているが、落石や倒木が多く、車で登っていくのは大変である。途中に駐めておくスペースもなく、できれば麓のどこかに駐車して歩いて登るのがよいだろう。
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