遠江 堂崎居館とおとうみ どうさききょかん
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康暦2年(1380年)浜名小五郎利正によって築かれたという。 応永12年(1405年)に洪水によって崩壊した。
天文年間の1540年頃には浜名氏の子孫大屋吉太夫光政が修築して住み、浜名氏が没落後は中本多百助信俊とその子信勝の管理下にあったという。
堂崎居館は浜名湖の北の猪鼻湖の北岸に突き出した台地に築かれており、三ヶ日中学校の東側にある利正寺一帯にあったというが、現在はめぼしい遺構は残っていない。
利正寺にある五輪塔は大屋氏のものと伝えられている。