詳細不明。近年確認された城跡という。
譲葉山城は標高594mの譲葉山山頂に築かれており、比較的なだから山頂部の北西と南東に二ヶ所土塁のある曲輪がある。
南東の曲輪は譲葉権現の境内で、それを取り囲むように方形に土塁が巡る。土塁は西側がやや高く東は低く周囲に堀はない。現状明確な虎口はないが、西隅が参道として直接開口している。
北西の曲輪は南東側に低い土塁があり南に堀がある。土塁は東側の一部に横矢折れが確認できる。虎口は明瞭ではく北は土塁もなくやや凹む。
『近畿の城郭』によれば標高467.3mの三角点のある峰にも曲輪があったようだが、見に行くのを忘れてしまった。かわりに、標高351mの峰にも小さな城跡(東奥見長城(仮)を見つけた。兵庫県の埋蔵文化財地図にも掲載されていないので、未知の城かもしれない。
登山道はいくつかあるが、柏原高校から織田家墓所を経て譲葉山に登るのが道標がありわかりやすい。下山は崇広小学校に降りる道を選択したが、特に道標はない。
最寄り駅(直線距離)