駿河 柏木屋敷するが かしわぎやしき
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築城年代は定かではない。佐野郷一帯を支配した在地豪族柏木氏の屋敷で、柏木氏は佐野浅間神社の神職を務めていた。
天文20年(1551年)、翌21年、永禄元年(1558年)に葛山氏元から検地に伴う五社領の安堵や懸銭の寄進などを受けている。
柏木屋敷は境川(大場川)に面した平地に築かれており、現在はコミュニティ広場となっている。
一辺が90m四方程の方形居館で、周囲に土塁や堀が巡らされている。