詳細不明。能勢氏の城とも伝えられる。
水牢城は標高526.8mの古城山に築かれている。
山頂部に東西に長い曲輪を設けた単郭の城で南に土塁を設けている。曲輪はややすり鉢状で中央が低くなり、南西と南東にそれぞれ虎口状の形状があり、南西は礎石のようなものも確認できる。北は自然の急峻な地形であるが、南の土塁は尾根に対して切り立っておらず、ただ小高くなった程度でしかないため土塁が防御施設として成り立っていないようである。後世の改変もあろうが、城跡でない可能性もあるのではないだろうか。
尾根背後の府道側から鉄塔経由で尾根道がある。入口付近に若干の余白があり車も置くことができる。
最寄り駅(直線距離)