築城年代は定かではないが明応年間(1492年〜1501年)に余野頼幸によって築かれたと云われる。
余野本城が応仁の乱によって廃城となった後、余野城が築かれたと伝えられる。
余野城は余野本城の東側にあり、かつて府立城山高校の敷地となっていたが、現在は学校法人淀之水学院の城山キャンパスとなっている。ただし、敷地はほとんど利用されていないようである。
東の府道から仙遊寺に登る入口に案内板があるが、遺構はほぼ残っていないようである。「余野城」の石碑があるようなので一周してみたが見つけられず、高校の敷地内に建っているのではないかと思われる。